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小児科低身長予防接種・健診
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思春期早発症のご相談

思春期のことでお困りの方へ

  • 急に胸がふくらんできた
  • わきや陰部に毛が生えてきた
  • 声変わりが始まった
  • 身長が急激に伸びて、止まってしまったようだ

おこさまの発育や思春期に関してご心配な場合はどうぞお気軽に当院にご相談ください。

まずは、LINEまたはお電話でご予約ください。

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思春期早発症とは?

思春期とは、こどもが成長して大人になっていく過程で、心身ともに変化する時期のことです。男の子は男性らしく、女の子は女性らしく体が変化し、著しい身長の伸びを認めます。思春期が始まることで性ホルモンが上昇し、性差がはっきりしてきます。

通常、女の子は10歳頃、男の子は12歳頃より思春期の変化が出てきます。思春期早発症の方では、それらが2~3年以上早く出現してきます。

思春期早発症の主な症状

女の子の主な症状

女の子
  • 7歳6ヶ月までに乳房がふくらみ始める
  • 8歳までに、陰毛、わき毛が生える
  • 10歳6ヶ月までに生理が始まる

男の子の主な症状

男の子
  • 9歳までに精巣(睾丸)が発育する
  • 10歳までに陰毛が生える
  • 11歳までにわき毛、ひげが生えたり、声変わりがみられる

※上記のような症状がないものの、おりものが出ている、身長が急に伸びているなど思春期が始まっているか確認したい場合でもお気軽にご相談ください。

思春期早発症の問題点

成長が早いことはよいことのように思われるかもしれませんが、早期の性成熟はこころと身体のバランスが崩れやすく、心理的、身体的困難が発生する場合もあります。

思春期早発症相談の流れ

初診

計測

現在の身長・体重を測り、成長曲線で確認します。

※おこさまのこれまでの身長・体重の過程(推移)を確認することが大切です

計測

診察

医師がお子さんについていくつかの質問をします。
からだの診察を行います。

【女の子の場合】
  • 胸のふくらみや陰毛が生えた時期
  • 初潮について
【男の子の場合】
  • わき毛、陰毛が生えた時期
  • 声変わりの有無

※診察の際、女の子の場合は胸のふくらみや陰毛の有無を、男の子の場合は精巣(睾丸)の大きさを確認させていただきますので予め了承ください。

診察

手のレントゲン

手のレントゲンを撮影します。 手の骨の形から成長の度合いがわります。思春期がどの程度進んでいるのか、また今後どのくらい身長が伸びるのかを予測することができます。

手のレントゲン

採血

必要に応じて、血液検査を行います。 血液検査から、体の全般的な健康状態を調べます。性ホルモンの値や他の病気が隠れていないかを確認します。

採血

※診察において思春期が進んでいないことが明らかな場合は検査を行わないこともあります。

2回目

レントゲン・採血の結果説明

レントゲン、採血の検査結果をご説明し、患者さまの希望を踏まえた上で、医師が今後の治療方針についてご説明します。必要な方には、MRIなど更に詳しい検査を実施します。

思春期早発症の治療

診察や検査の結果から、治療の対象となった場合、主には「リュープロレリン」というお薬を使い、おおむね4週間に1回、病院で注射を行います。

このお薬は下垂体から分泌されて精巣・卵巣を刺激するLH、FSHの分泌を抑え、結果的に男性ホルモン、女性ホルモンの分泌が抑えられることで、思春期の進行が緩徐になり、年齢不相応な月経などの思春期徴候を抑えることができます。